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FOXフォーク(組み立て、エア漏れ実験) [パーツ]

インナーチューブの研磨も終わったし、消耗パーツの交換も終わったので、いよいよ世紀の大実験をしたいと思いますw

まずはエアーが抜けないか確認したいと思います。

研磨を諦めたチューブ内です。
IMG_3027.jpg
かなり苦労した割に出来は最悪です・・・

ピストンロッドを入れる前に、まず受け側のステーを移動させなければなりません。
IMG_3029.jpg

精密ドライバーのマイナスでグリグリやって外します。
IMG_3030.jpg
IMG_3030a.jpg

外れました。
IMG_3031.jpg
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で、逆側に取り付けました。
IMG_3036.jpg

いよいよピストンロッドを入れます。
スリックハニーの代わりにチタンスプレーをピストンに塗りつけます。
ピストンをインナーチューブの上から差し込みます。
結構固い・・・
ピストンの上から棒を挟んでゴムハンマーで無理やり押し込みます。
入りました;
IMG_3038.jpg

本来は、ピストンの上から5ccのフルードを入れるのですが、フルードは5ccで300円と激高なので、フォークオイルで代用します。
IMG_3039.jpg
漏れることを考えて多めに10cc入れてみました。

キャップボルトを適当に締めます。
IMG_3040.jpg
*工具はモンキーしかなかったので、キャップを舐めないように、かなり慎重に締めました。

エアーを入れます。
IMG_3046.jpg

まずは50psiくらい入れてみます。
フォークがストロークして延びていきます。

エアーを抜いてみます。
フォークがストロークして縮んでいきます。

大きなエアー抜けはないようです。

今度は高めの100psiまで入れてみます。
フォークが先ほどより長くストロークしました。

エアーを抜きます。
フォークが縮みました。

100psiでも上手くストロークしました。

では、長時間テストをしたいと思います。
100psiまで入れて放置します。
IMG_3048.jpg

1時間経過~
問題なしです。

2時間経過~
問題なしです。

エアー洩れは無さそうです。

これなら大丈夫そうなので、エアー側だけ本格的に組み込んでしまいます。
IMG_3051.jpg

インナーレッグのチューブの外側(両方)にフォークオイルを塗りつけ、インナーレッグに真っ直ぐ差し込みます。
IMG_3052.jpg

フォークを逆にして、底部からピストンロッドのネジが飛び出しているので、少し押して引っ込めます。
IMG_3053.jpg

その穴からフォークオイル20cc(規定値)を入れます。
IMG_3054.jpg

再びピストンロッドのネジを飛び出させ、クラッシュワッシャーを挟んでナットを締めます。
IMG_3055.jpg

このナットの規定トルクは5.65N-mなので、とりあえず5N-mで締めておきます。
*5N-mくらいからクラッシュワッシャーが変形を始めますので、少し変形したら一旦締めるのを止めます。

フォークを立て向きにします。
エアーを抜き、キャップボルトを外します。
フローとの代用のフォークオイルを排出し、中に残ったオイルもキレイに拭き取ります。

5ccで300円のフロートを入れます。
IMG_3057.jpg

キャップボルトのゴム部とネジにグリスを薄くぬり、規定トルクで締めこみます。
といってもモンキーしか持っていないので、手感触ですw
IMG_3059.jpg

*フォークが縮んだ状態だとアウターレッグが邪魔でボルトが回し難いので、途中でエアーを入れてフォークを伸ばした状態にするとボルトが回し易くなります。

中に入れたフォークオイルが内部全体に付着するようにフォークを色々な角度に回転させます。

エアーを入れたり抜いたりを繰り返し、フルードを馴染ませます。
IMG_3068.jpg

さて、最終確認です。
エアーを100psiまで入れて、エアー抜けの最終確認です。
IMG_3070.jpg

6時間経過~
問題なしです。

32時間経過~
問題なしです。

成功です!
エアー洩れは完全に大丈夫なようです。

次回はダンパーロッドの取り付けをします。

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